2015年8月28日(金)言葉のチョイスが気になる本

 8月もそろそろ終わり。それに週末なので、土日何をしようか考えながら過ごしました。最近は仕事もそんなに忙しくないので、考え事や妄想が捗って仕方ありません。
 あー、ほんとやばい。でも今週になってからアウトプットを始めたことで、自分の中の見直しを図ることができるようになった気がして、実際消費よりも生産に目が向きだして、プラスの方向に動いていると思うので、このまま引き続き頑張ろうと思います。
 土日は出来たら図書館行こうかな!あとはひたすら作業する予定です。
 何で図書館に行くのかと言うと「エミール・シオラン」と言う文筆家がいるんですが、何かその人の本が気になるからです。思想家で、ニヒリズム系の本を書いていた人で、言葉のチョイスが面白い。
 まあ最初はツイッターで発見したんですが、その後WEBで調べて、単行本出てたらネットで買おうかなあと思いました。でもアマゾンで普通に3,000円とかするんですよ、何故か。絶版なのか、それとも新書しかないのか。…うーん、10冊以上発売されてるので、買うのはちょっと…。大きくて邪魔だし。と思い調べたところ、区内の図書館に蔵書があることが分かりまして。
 でも一番読みたかった「崩壊概論」はなかった…まあ別に、他のでもいいか!
<エミール・シオランの作品を少しだけ紹介>
少し見ればわかりますがこの人、社会生活や人間に絶望し、平たく言うと「嫌い」だったみたいですね。
「崩壊概論」より
“真の知とは、結局、夜の暗黒の中で目覚めているということに尽きている。”
「生誕の災厄」より
“何ごとによらず、深く掘り下げたことのない人間だけが、信念を持つ。”
「悪しき造物主」より
“稔り豊かな精神の特性は愚行にたじろがぬことである。気難しい連中はこれに怖気づく。彼らが不毛なるゆえんである。”
「告白と呪詛」より
“分類できるものはすべて滅び去る。生き残るのはいくつもの解釈が可能なものだけだ”
“人間という人間に、うんざりしている。それでも、私は笑うのが 好きだ。そして、私は、ひとりで笑うことができない”

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