7月21日(月)ボストン美術館展みてきました

 今日は美術館に行きました。昨日結構遅くまで作業していたのでお昼過ぎまで寝てしまいましたが、割と元気に出かけることができて良かったです。
 場所は世田谷美術館、初めて行くところです。田園都市線の用賀駅からバスで10分…妙にアクセスが悪くてびっくりしましたが、さらに駅前の送迎バス停の前が混んでいて2度びっくりでした。えー、絶対すいてると思ったのに!
 内容は「ボストン美術館展」だったんですが、昨日NHKの「日曜美術館」と言う番組で、この展示の宣伝と言うか、特集やってたんですよねー。もしかしたらそのせいかも。今渋谷でやってるデュフィ展も一緒に宣伝してたんですが、その図録持ってこっちの展示を見てる人も見かけた ので、ハシゴですかねー。まあ渋谷と用賀って近いですしね。
 それにしても、世田谷美術館て公園の中にあるみたいで、バス停から美術館までの間に結構深い緑の中を通らなければならなくて、緑の匂いを感じました。…世田谷ってこんなところなんだぁ。住宅街って思ってましたけど、こんな広い公園もあるんですねー。田園都市線って滅多に使わないし、渋谷から西側の駅で降りたのって…10年位前に三軒茶屋で働いてた時以来かも?
 展示は「ボストン美術館所蔵の浮世絵と、それを模したり参考にしたっぽい西洋画を見比べて楽しむ」って趣旨のものだったんですが、なかなか面白かったです。ただ大きい絵が少なくて、私好みの絵も少なかったのがちょっと残念。
 でもモネの絵の中でもかなり好 きな部類である「積みわら」があって、思わず得した気分になりました。アレ好きですわー。ああいう絵描きたいけど、どうも細々したテーマを考えてしまってシンプルな絵が苦手な私には、まだ描く気にならない境地です。いつか…いつか大きいキャンバスに、ああいう自分の感じた印象だけをがっつり描きつけるタイプの絵を描いてみたいですね。
 あと思ったのは、浮世絵の線画ってものすごく洗練されてるんだなーってことでした。それを模した西洋画たくさんありましたが、その洗練さにおいては浮世絵には全く適っていません。まあ丸っと真似ようとしたのではなく、自分たちの絵に自分たちの感性で浮世絵の要素を取り入れようとしたのでああなったんだと思いますが…。
 でも私はゴッホとかモ ネの線画の強い絵が好きなので、そういう作品につながる要素になったんだと思えば、何だか日本人としてうれしい気持ちにもなれました。

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