昨日の夜、水彩紙の小さな絵の色塗りの続きをしていたんですが、水彩紙って意外と丈夫で、水分を含んでるせいかボカしやすいし乾きにくく、塗りやすいってことに気付きました。
…コレは…もしかしたら、キャンバスよりも思い通りに描ける気が…。ここ最近はずっと、小作品もキャンバス地に描くようにしていたんですが、紙の方がいいかなって気がしてきました!
問題点としては、毎回水張りしないといけないので面倒くさいのと、木のパネルがA4とA3とF6しかないんですが、合う大きさの紙がないこと(以前は無理繰り変な水張りの仕方して使ってました)、仕上げ剤がスプレーじゃないと紙を傷めたり色落ちしそうなこと、額装にマット必須ってこと …くらいでしょうか。
私はグロスの仕上げ剤が好きなんですが、水彩用の仕上げ剤スプレーでグロスってあったかなぁ?って感じです。パステル用とかってマットが主流な気がするので…。探せばあるんでしょうが、大きな画材屋に行かないと無いでしょうね。
あと気になるのが、美術館行くとキャンバスの絵って割と明るいところに飾ってあるんですが、紙の絵って薄暗いところに飾ってあって、たぶん光に相当弱いからだと思うんですよねー。コピー用紙だって年月経つと黄ばんだりするし。だからどこかに長い間飾ったりすることを考えると、UVカットのスプレーで保護するなり、日陰に置くようにするなり、結構気を付けないといけないってことです。まあ表面はアクリルガッシュなので、厚塗りすれば そんな劣化しないと思いますが。
でも私の場合、小作品はこれからは紙でいいかもって思いました。キャンバスより手軽だし安いし、平べったいから保管もしやすい。まあ6号以上はキャンバスのがいいかなって思いますが。大きい絵で水彩紙を使うって、かなり勇気いると思います。水張り絶対難しい。でも展示見に行くと、大きな水彩絵を描いてる人もたまーに見かけるんですよね。一度水張りのやり方をご教授願いたいものです。