今日はグループ展の初日で、早速見に行きました。
搬入は平日で行けず、郵送で送ってギャラリーの人に展示して貰ったので、どんな風になってるかなぁと思ったんですが、普通に小奇麗に展示されてい て良かったです。
場所はJR信濃町駅から10分くらい歩いたところで、割と住宅街の中にありました。信濃町って降りたことあったかなー?と思ったんですが、国立競技場なんかがあって、東京体育館も近いようで、あーそういえば体育祭の時にこの辺うろうろしたような…って記憶が蘇ったりしました。
で、建物もちょっと変わった感じで、まるで教会みたいな…(たぶん元教会だったのでは)?中はちょっと薄暗いかなーと思いましたが、普通のギャラリーでした。グループ展の展示室は、照明が暖色系のオレンジ色のやつで、絵の色が変わって見えました。
もうちょっと白っぽい色で、全体的に明るくして欲しいなぁ…。シックな絵にはこの照明の方がいいのかも知れませんけど、鮮やかな色彩は死ぬので、私の絵には不向きだと思います。
で、いろんな作家さんの原画見て満足でした。実際の筆の跡とかムラとか、写真では全然分からない部分が見られて良かったです。どんなに綺麗な絵でも、原画を見ると現実感があるなって感じました。(でも西洋画のリアリスム系の絵はそういうの感じないことがあるので、あれは完成度がすっごいなっていつも思います。)こうやって色んな絵を見ると、私も頑張らなきゃなーって思いますね。
でも思ったのは、美術館にあるような絵より、私も含めてみんな、乱雑な部分があるなってことです。絵ってほんと見せ方が大事で、多少雑でも編集で何とかすれば結構よいものになるし、モチーフやコンセプトがきちんとしてれば好きになってくれるファンの人もたく さんいるので、完璧さがすべてって訳ではないんですけどね。
ただ、原画を見た時の驚きは少ない…。でも美術館で見るような絵って驚きがあるんですよ。一体その差はなんなのか、技術なのか見せ方なのか先入観なのか…?額縁か??もっともっと研究が必要だな、って思った休日でした。