10月4日(土)「中澤弘光展」みてきました

 さて週末です。今日はとりあえず掃除とか洗濯とかして、絵を塗ってのんびり過ごそうかなぁと思っていたんですが…。明日、雨予報なんですね。しかも一日中っぽいし、そのあと台風がくるみたいで非常に嫌な予感がします。
 …と言うわけで、今日は横浜そごうで開催中の「中澤弘光展」に行く事にしました。実はあんまり知らない画家なんですが、チラシの絵が綺麗だったのと、日本人の洋画家ってあんまり知らないな…って思ったので勉強がてらです。印象派っぽい絵もあるみたいだし!
 で、横浜って遠いと思ってたんですが、思ったよりすぐ着いたような気がします。電車に乗る事40分…長いか。でもボーっとしてるとあっという間ですね。横浜って前も行ったことあるんですが、すっごい広いです。そごう側しか歩かなかったんですが、すごい人ゴミでびっくりしました。…こんなに混んでるんだ!神奈川の新宿って感じでしょうか?ここでちゃんとした目的を持って買い物できたら、楽しいかも知れませんね。今日はどこに何があるかサッパリだったので買い物はしませんでした。
 「中澤弘光」は明治から昭和にかけて活躍した画家で、「湖畔」で有名な黒田清輝の弟子です。
 舞妓の絵描きとして有名らしいですが、写実的な絵を学校で学んで描く一方、西洋の印象派やアールヌーボーなどにとても影響を受けたようで、分断主義っぽいドット絵や、ゴッホやマティスのような原色のみでざっくり描かれたタイプの絵もありました。モチーフは裸婦と風景画が多かったですが、本の装丁などデザインもしていたらしく、それらの展示が多くあった印象です。
 んでも基本的には写実的な絵が多かったし、好きなんだと思いますが、日本の神話の一場面をイメージして描いた絵などが、私が今まで見てきたタイプの絵とは違って面白かったです。西洋の宗教画の、日本版みたいな。
 ともかく、ちょっと遠いので勇気が要ったんですが、行って良かったって思いました。みんな、西洋画からいろいろ学んで、自分の中のものと融合させて、新しいものを生み出そうとしたんですねー。私も日本画をあんまり敬遠せずに、積極的に観にいこうと思いました。

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