今日は国立新美術館で展示を見て、その後新宿の世界堂で買い物し、妹とご飯を食べてから映画を観に行くと言う、とても忙しい日でした。
展示は「全日本アートサロン絵画大賞展」と言うもので、去年私が応募した公募展です。今回は1点入選したので、自分の絵の飾り具合をチェックするのと、他 の人の絵を観に行きました。
…で、思ったんですが、今年は何となく点数が少ない。…もしかして、全体のレベルも下がった?まあ、芸術の善し悪しなんて個人の好みの部分が大きいんですけどね…でも、技術面をもっと重視してもいいんじゃないかなぁと思いました。
次回応募は、私どうしようかなぁ。20号が最大って公募展、他にはあんまりないんですよねー。私は100号とかの大きい絵はあんまり好きじゃないので、コレくらいが丁度良い「大きい絵」だと思っています。
その後新宿へ向かい、世界堂で仮縁とかモデリングペーストとか、ジェッソとかを買いました。生の絵を観てきたすぐ後なので、下地材を選ぶのに熱が入ります。筆も、小さなものはすぐダメになってしまうので、予備を買い足しました。
そしてご飯を食べた後、「ビッグ・アイズ」と言う映画を観に行きました。
感想は…う~ん、イマイチすっきりしない作品で、あんまり好きじゃなかったかも知れません。ティムバートン作品なので、ちょっとひいき目に見ても10点中6点くらい…?
【以下ネタバレあり】
オープニング以外、全然ティムバートンぽくない。内容は、実話をもとにした絵描きの話。
まず、自分の描いた絵を夫が描いたことにして売り出すって言うメインストーリーからもうダメでした。しかも断れる状況だったのに、しぶしぶ夫の偽装に同意する主人公。いや断れよそこは!!って思いました。
私も絵を描くので、余計にありえない。自分の作品を他人名義で売り出すとか、絶対にイヤです。と言うか普通、バレるからね…絵柄とかで…。
しかも後々イヤになってきて揉めて、その作品が夫婦どっちのものか、裁判沙汰になります。それで夫が全部悪いみたいになってるところも理解できません。…そりゃー大体夫が悪いけど、妻も協力して豪邸に住んで、良い生活してたのに。
うーん、実話を元にしたとしても、もっと脚色して内容変えないと、ちょっと一般には受け入れがたい作品だと思いました。盛り上がりもないし、ストーリーもモヤモヤ。
こりゃー来週あたりアニー見てスッキリするしかないな!!