2015年8月4日(火)全部ボードレールのせい

 ルドン(画家)についてブログを書こうと思っていろいろ調べた結果、何故かボードレールの詩を読んで頭がおかしくなりかける今日この頃です。
 よくみんなこんなポエムを解説なしで読めるな!!…って思いました。いや、面白いですけどねボードレール。でも解説ないと何がなんだか分からないし、翻訳者によって言葉も解釈も変わってくるみたいなので、完全に理解してふむふむなんて出来るのは、相当先になりそうです。極論言えばおそらくフランス語理解できないと本当の意味なんて分からないと思う。
 なんでそんな詩集を見だしたかと言うと、私の好きな画家のひとりであるオディロン・ルドンがボードレール好きだったからです。その頃のフラ ンスは怠惰で終末的な雰囲気が漂っていて、アールヌーボーとか退廃的なものが流行っちゃう時代。ボードレールの一番有名な詩集「悪の華」はそういう雰囲気を批判する内容だそうです。
 ルドンは「象徴主義」と呼ばれる分類の画家として扱われることが多いようですが、他の象徴主義の画家と比べるとちょっと違う気がします。
 象徴主義と言えば神秘的で綺麗な絵が多いんですが、ルドンはとにかくモチーフからしてシュールな絵が多すぎる。モノクロの絵ばかり描いていた時代と、カラフルな絵だけになった時代があるんですが、テーマは大体同じなんじゃないかなぁと思います。色使いはナビ派の雰囲気だけど…んでもパステル画はちょっと違うかなぁ…何だろう、やっぱり独特なんですよね全体 的に。
 もうちょっと考えがまとまってから記事書こうと思います。「悪の華」も短い本なので、とりあえず一通り読んでみようかな…。

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