今日、F4の大きさの絵が1枚仕上がりました。空が広いラベンダー畑の写真を見ながら描いたもので、夏っぽい雲だったので明るいイメージだったんですが…。
暗い。何か暗い。
どういう『暗さ』かと言うと…。子供の頃たまに遊びに行っていた場所で、高速道路の下がずっと小川＆公園になっているところがありまして。そこはずーっとコンクリートの高い壁に囲まれていて、一定間隔で5メートル×3メートルくらい（適当）の壁画があったんですよ。プロなのか有志によるものなのか分からないんですが、ある学校の美術部とか、個人名とかが入ったプレートが壁画の横に貼ってあります。今もまだあると思う。
…それが、全体的にどうしようもなく暗いイメージなんです。絵的には明るいテーマのものが多いんですが、常に日陰だし、じめじめしてるし、コンクリートは灰色だし、どんどん風化していくしで、むしろ一人で見に行くと怖いんですよ。…今は更に怖いことになってるかも知れないですね。
…そういう『暗さ』です。
絵は人の心が出るもんですが、薄暗い部屋に引きこもって描いていると、こんな風になってしまうんだろうか？と思いました。グロワニスでカバーすれば多少綺麗になるかな…？次はもっと明るい色を心がけよう、と思った土曜日でした。
でも先生的にはビビットな色を使う絵はあんまりオススメしないらしいです。カラフルなゴッホの絵とかも、良く見ると結構くすんでますしね。照明とかでも雰囲気って変わって来ると思うので、いろいろ工夫してみようと思います。