今日は昼までのんびり過ごし、昼過ぎから外出して「楳図かずお展」に行って来ました。
何となく以前から気になっていて、チケットが安く手に入ったので妹とお出かけ。
展示は、思ったよりシンプルでこれに定価2200円出すのはちょっとアレだなぁと思いました。金券ショップで1000円で買えてよかった…。と言うか、漫画の原画とかを期待していったんですが、全く無くてガッカリ。
あんなモニターでスライドショー見せられてもねぇ…。。。イラストそのものは素敵ですごいものばかりでしたが、こんなの自宅PCで見ればいいのでは？ってなりました。展示でしか観れないものとかあるのかなぁ。
あと本人のインタビュー映像とかもありましたが、何言ってるのか全くわからなかったので、字幕付けて欲しかった。
ただ、後半にあった絵本形式で展示してあったイラスト+物語はかなり良かったです。やっぱり絵上手いんだなぁって思いました。彩色も綺麗だし、80歳なんていつ死ぬかわからないじゃんと思ってたけど、これを描けるなら当分死なないわ！ってなりました。
まあ絵が強烈すぎて、物語の細かい内容はあんまり頭に入ってこなかったですが、面白かったです。でも昔の漫画家さんって、手塚治虫作品とかもそうだけど、宇宙とか生命とかどうしても宗教的なラストになりがちなんだなって思いました。
人間の欲望による退廃と死、終わり、そして新たな生命が生まれるみたいな流れ。更にまた同じようなことが繰り返されていく絶望。そんな大きなリングの中の一瞬にしか自分達は生きてないんですよって主題。昭和のSFってほんと暗いですよねぇ、死ぬ話ばっかりで…。
多分時代がイケイケだったんで、逆に創作では暗い話が流行ったんじゃないかなって思います。
そしてビックマック食べて、銀座で買い物して帰宅しました。いい土曜日でした★