3月9日(日)仄暗い雰囲気の絵

 今日は何となく映画を観に行こうかなぁと思ってたんですが、外に出る気がしなかったので、引きこもっていろいろ作業してました。
 なんかここ 数日、妙に富士山の絵が描きたくて、昨日も葛飾北斎の絵が載ってるチラシを見かけて貰って来たりして、色の配置について考えたりしてました。
 うちの近くに来年だか再来年だかに「北斎美術館」ができるそうで、その関連のチラシですね。墨田区には割と地元の職人や技術を推す動きがあって、切子ガラスとか木材加工とか、そういう展示とかイベントがちょくちょくあります。
 北斎の富士山っていくつもありますが、一番有名なのは空が青で富士山がオレンジのあの絵ですよね。補色を生かしてああいう色にしたんだと思うんですが、たぶん実際にああいう風に見える瞬間があるんだと思います。そう思うと、やっぱり実際に現地に行って観察したいものですね。
 そういえば富士山までのルートを調べたんですが、結構遠くてひとりで電車で行くのはちょっと面倒くさいかなって感じました。でも旅行会社のバスツアーとかだと、割と日帰りで楽しそうなプランがたくさんあります。安いし一日でいろんなところに連れてってくれるし。
 と言うか、御殿場のアウトレットってあんなに富士山が大きく見えるんですね!?行ってみたくなりました。うーん、でも景色を観に行くのに天気悪かったら最悪だなぁ…
 そして今日は四つ切の絵を何となく描いてました。
 ピカソの画集にあった子供の写真のポーズが気に入ったので、それを参考に机で手紙を書いてる猫…みたいな感じでまとめました。で、少し塗ったんですが、色味が意外と控えめになってしまい、戸外のモネの絵の色をまねたつもりが、モーリス・ドニ みたいな雰囲気になってびっくり。
 静かで清廉な空気を感じる…宗教画みたいな?というのは大げさですが。高速道路の下の、壁面に書いてある絵のような仄暗さも感じました。これって本来好きな雰囲気じゃないんですが、たまにはこういのもいいかなって思います。

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