10月11日(土)「ノルマンディー展」観てきました

 今日は新宿の「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」と言う長い名前の美術館へ行きました。
 展示は「ノルマンディー展」。ノルマンディーとはフランスの地名で、セーヌ川河口のよく知られた観光名所です。そこの美しい景観を見て、制作した画家たちの作品が集められたのが今回の展示ですね。
 全体的にはやっぱり主に風景画で、写実的なものが多かった気がします。わたしはどちらかと言うと印象派、いろんな色を使ったカラフルな絵に惹かれるんですが、写実的なものも結構面白いです。写真にはない風情があり、筆のあととか、色の具合とか…何を考えて塗ってたんだろうなぁって想像しちゃいます。
 やっぱりアカデミックな絵の勉強もしたいなぁ…。本物に極力近く描くって言うのは、本当に基礎の基礎なんですが、最近の人々はそういうのすっ飛ばして自分の好き勝手描いて、それが個性だって言いますね。まあそれはそれでいいのかも知れませんが、上手になろうって努力は絶対必要だと思います。そうしないと表現の幅が広がらないので。
 で、今回の展示で気になったのは「ロベール・パンション」と言う画家で、塗りは印象派風ですが、色はマチスみたいなビビットカラーを多く使う、あんまり見ない画風の人でした。ネットでちょっと調べたんですが、あんまり情報ないですねぇ…有名な人じゃないっぽい。でもこの人の色使い好きなので、後日真似したいと思います。
 あと折角新宿まで出たので、世界堂で買い物して帰りました。結構最近に木枠買いにも来たんですが…今日はジェッソとメディウム、小さな筆を追加で買いました。
 筆は消耗品って言うけれど、ほんとそうだなぁと思う今日この頃です。大きい絵を仕上げると、メインで使ってる筆は大体ダメになりますね。それでも頑張って使ってる貧乏性ですが、新しいストックを出してくると「塗りやすい!!」ってなってびっくりします。画材って大事。

スポンサーリンク

フォローする