今日は渋谷の美術館に行ってきました。東急百貨店の横にあるBunkamuraと言う場所なんですが、時々展示を観に来ています。今日の展示は「風景画の誕生」と言うもので、ポスターを見た時から風景画オンリーの展示って珍しいなぁと思ってました。
始まったばかりだし、場所柄展示内容によっては混雑するのでどうかなぁと思っていたんですが、割とガラガラでした。絵は大体16世紀後半~18世くらいまでの、割と古いフランドル、オランダ、ベルギーあたりの絵が中心で、それほどキャッチャーなものではない気がしたので、こんなものかも知れません。
…うん、絵が好きな人しか入ってこないイメージ 。(前のだまし絵展はファミリーやカップル層がいてものすごい混雑してました)
面白いと思ったのは、始めは宗教画の背景としての「風景画」とか存在しなかったものが、時代の流れで風景単体の「風景画」として認められ、貴重な資料になってるってことでした。宗教画の背景は彼岸の風景ばっかりだけど、風景画は街並みとか風俗画とかなので。
あんまり期待してなかった展示でしたが、質がかなり良い絵が揃っていたので、楽しかったです。でも自分の絵の参考にはあんまりならないかな!