今描いてる公募用の絵、やっと終わりが見えてきました。まだ、ここ何色にしたらいいだろう?と言う部分はあるけど、大体配色は決まった感じです。うまくやれば次の土日に終わるかなぁ…。
…やっぱり配色って難しい。私は明暗がくっきりしてる絵が好きなので、あんまり色と色の隙間をボカす手法は使わないんですが、全く使わない訳ではありません。
一枚の絵の中でそれらを上手くブレンドするのが難しい。一般的には手前はくっきりで遠くはボヤっとさせると思うけど、私の絵って実際にある風景ではないものの方が多いので、どういう風にするかは完全に自分の裁量なんですよね。
こうやって悩みながら色を選んでいると、有名な画家の作品ってほんと凄いと思います。
でもいろいろな展示会に行ってわかったことですが、そういう巨匠と言われる人たちも、色の仕組みを勉強して、悩みながら試行錯誤して作品を作っていったんですよね。人によって勉強の手法は違うみたいだけど、混色表を見たり、色を並べてみて自分の目で確かめながら進めていく方法は、今も昔も変わらないんだなって思います。
そして思う通りに色を置けて、少し離れて見たときに自分の意図した効果になっているのを確認したときの、感動はひとしおです。絵を描いていて、この瞬間が一番うれしいかも知れません。んー、今の絵早く終わらせたいなぁ…。