2015年8月7日(金)浮世絵の美術館行ってきました

 今日は夏休みを取っていて、お休みです。
 暑すぎるのであんまり外出したくないなー…と思っていたんですが、ちょっと行ってみたい展示があったので出てみることにしました。
 原宿にある浮世絵専門の美術館「太田記念美術館」と言うところ。最近日本画が人気みたいだし、私もちょっと興味をもってもっと勉強しようと思いはじめたので、原画が見てみたかったんですよねー。
 で、普段は使わない日傘を持って原宿まで行ったんですが…すごい混雑でびっくりしました。いやー、平日ですよね、今日?やっぱり夏休みだから、学生が遊びに来ているんでしょうか。若者だらけでした。あと目立ったのは外国人観光客。美術館のところにもいたし、渋谷・原宿近辺ははやっぱり多いですねー。
 ところで「浮世」って辛い世の中って意味ですが、「浮世絵」はをそれを楽しみましょうって文化みたいですね。
 美術館は思ったよりこじんまりとしていて、とても空いていました。駅から近いしいい場所にあると思うけど、さすがにここを好んで訪れる学生は少ないんだろうな。でも紙にメモしながら熱心にみている小学生集団もいました。グループ研究か何かかな?
 浮世絵って肉筆のものもありますが、大体版画なんですよね。なので原画描く人と、版を彫る人と、刷る人がいるわけです。なので3人とも一流の職人じゃないと、良いものが生まれないという…かなり職人芸なんですよね。
 で、版とかも置いてあったので見たんですが…すっごいですね。私は絵は描けるけど、こんな木の板に絵の通りに彫れる気がしません。…と言うか、印刷物なのにまるで普通に描いたみたいな線になってるのがほんとすごいと思います。刷るのも、一枚の絵に対して色の分だけ何回もするわけですが、1ミリもずれたら終わりだし。
 私が浮世絵描くとしたら、肉筆じゃないとムリかなぁ。
 今は浮世絵職人は殆どいないみたいですが、それってすっごく勿体無いですね。まあ技術が進歩した今、人の手でわざわざ版をつくる必要性が減ってきてるので、当然っちゃ当然ですが。こういう伝統の職人さんを国で保護して欲しいなぁと思う、今日この頃でした。

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